最近話題のクラウドソーシング。
自宅でできるということもあり、チャレンジしてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
特に子育て中の方や、アルバイトやパート以外で副収入を得たいと思っている方は、空いている時間でもできるクラウドソーシングに興味を持っている人も多いでしょう。
ですが、始めるにも様々な不安があり、なかなか進めない人もいるはずです。
「クラウドソーシング副業って稼げるのかな?」
「失敗したくない!クラウドソーシング副業の始め方を知りたい」
「クラウドソーシングはどこでどうやって始めたらいいの?」
「難しくない?自分にもできるのかな?」
「クラウドソーシングを始めるのに何か必要なのかな?」
など、多くの不安や疑問もあるでしょう。
そこで、実際にクラウドソーシングで約5年お仕事をさせていただいている私が疑問や不安を解決していきたいと思います。
ではまず、自己紹介をしておきましょう。
あらためまして、こんにちは!
私は「わたやん」と呼ばれている3児の母で、クラウドソーシングで本業としてお仕事を始めて約5年になります。
クラウドソーシング副業を始めた理由
クラウドソーシングを始めたきっかけは、小さな子供たちがいるので外での仕事が難しいと判断したからです。

クラウドソーシングの中でもタイピングスピードがある程度あり、会社勤めもしていたのでパソコンは何とか使えたため「ライター」という職業を選びました。
もう、その子供たちも大きくなってきたので、在宅での仕事を継続する必要はないのですが、クラウドソーシングのおかげで家にいながら希望通りの収入を稼げているので継続しています。
クラウドソーシングで稼げるまでの試行錯誤
1文字0.5円から始めたライター業も、今では最高1文字3円にまでアップしました。
簡単に言えば5,000文字の記事を書けば15,000円の収入になります。
5年の経験があるので5,000文字の記事なら1日1記事は書けるので、私用で書けない日があってもそれなりの収入をいただけるようになりました。
ですが、クラウドソーシングで稼げるようになるまで、試行錯誤の連続でした。

なかなかうまくいかず子育てをしながら朝から夜中までパソコンに向かい、土日祝日も返上して仕事をする時期もありました。
一時は「クラウドソーシングってこんなに仕事をしなければ稼げないの?」と不安に思ったこともあります。
でもそれは私がやり方を知らなかっただけで、きちんとやり方がわかるとみるみる稼げるようになっていきました。
クラウドソーシングはやり方を間違えると稼げるようになるまで時間がかかりますし、精神面も疲弊します。
せっかく初めても全く稼げないのではやりがいもなくなり継続が難しくなりますし、皆さんもそんな思いをしたくありませんよね?
そこで、この記事では私が経験し得た知識を全て皆さんにお伝えし、きちんと稼げるクラウドソーシングにしていただこうと思っています。
クラウドソーシングで稼ぐために大切なこと
これは軽くネタバレになってしまいますが、クラウドソーシングで稼げるようになるには実績作りが大切です。
実績作りは難しいものではなく、普通のお仕事のノウハウと変わりありません。
もちろん、どうすれば実績が作れるのかもきちんとお伝えしていこうと思います。
クラウドソーシングは難しいものではありません。
コツややり方を間違えなければ稼げるようになります。
ですので、「クラウドソーシングなんてやらなければよかった」と後悔してほしくないので私の知識と経験を全てお話ししたいと思います。
記事の内容としては、
- クラウドソーシングってどんな仕事?(仕事内容や種類)
- クラウドソーシングは稼げるの?メリット・デメリット
- クラウドソーシングはどこで始めたらいい?(登録場所の特徴)
- クラウドソーシングに必要なものは?(必ず必要なもの・あれば良いもの)
- クラウドソーシングで稼ぐコツ(信頼を得る方法・評価・実績を作るコツ・採用率をあげる応募のコツ)
などをご紹介していきます。
長文になりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
クラウドソーシングってどんな仕事?
クラウドソーシングは「crowd sourcing」と書きます。
「crowd」は群衆、「sourcing」は業務委託を意味しますので、群衆という不特定多数の方に企業や個人が業務委託をするということになります。

簡単に言えば、インターネット経由でいろんな人や企業がお仕事をお願いしたり、受けたりできる仕組みのことです。
似たような言葉でアウトソーシングという言葉がありますが、こちらは「特定の業者」に発注して業務委託となりますので、クラウドソーシングとは少し違います。
クラウドソーシングの仕組み
では、クラウドソーシングとは何をする仕事なのでしょうか。
まず、クラウドソーシングのお仕事をするには仕組みを知ることが大切です。
クラウドソーシングにはお仕事の受け方が2つあり、「プロジェクト形式」と「タスク形式」があります。
プロジェクト形式

プロジェクト形式というのは、依頼主とクラウドワーカーが相談しながら進める方式です。
一般的な仕事に近いイメージです。
ライターの場合、依頼主と相談しながら記事を作成していくので、タスクと比べると単価は高めです。
ただし、プロジェクト形式は難しい依頼や規模の大きな依頼の用途で使われることが多く、お仕事をさせてもらうには「テスト」があったり、経験者優遇などの条件があるため、経験も実績もない初心者の人には難しいかもしれません。
タスク形式

タスク形式というのは、依頼主が不特定多数の人に一斉に依頼をかける方式。
その内容に沿ったお仕事ができれば承認され報酬が支払われます。
ライティングのお仕事だと、「体験談の記事」など、比較的簡単で大量に必要とされる仕事で使われます。
簡単な仕事が多いため、プロジェクト形式よりも単価は低めです。
プロジェクト形式とタスク形式の違い
プロジェクト形式の場合は都度報酬ではなく月単位や週単位になることもありますが、タスク形式は基本的に都度報酬になることが多いです。
また、プロジェクト形式の場合は依頼内容と違う場合やミスがあった時は修正依頼が来るため、その場所を修正して承認してもらえますが、タスク形式は修正依頼は基本的になく、内容と合わない場合は承認されず報酬に繋がりません。
お仕事の流れ
お仕事の流れ的にはプロジェクト形式もタスク形式もほとんど変わらず、
- 自分に合ったお仕事を登録サイト内から探す
- お仕事をしてみたいと思った募集に応募する
- プロジェクト形式の場合はテストが必要な場合あり
- プロジェクト形式はテストに合格したらお仕事開始、タスク形式の場合は応募してすぐにお仕事開始
- プロジェクト形式、タスク形式共にお仕事が完成したら納品
- プロジェクト形式は納品物を確認して修正箇所があれば修正依頼を受け修正、再納品
- タスク形式は納品物が承認されるか不可にされるか結果待ち
- プロジェクト形式は修正でOKが出れば報酬発生、タスク形式は承認されれば報酬発生、不可なら別のタスクのお仕事を開始
というようになります。
報酬はまとめてクラウドソーシングのサイトから振り込まれるため、受け取り日はそれぞれ確認が必要です。
クラウドソーシングでできる仕事ってどんな種類があるの?
クラウドソーシングでできるお仕事はたくさんあり、少し挙げただけでも
- ライター(記事作成)
- WEBデザイン
- 翻訳
- システム開発
- ホームページ作成
- ハードウェア開発・設計
- アプリやスマートフォンの開発
- ネーミングアイデア
- 写真や画像などの撮影
- 3D-CG制作
- 音楽やBGM、音楽関係
- イラストレーター
- 調査
- 文字起こし
- データ入力
- 内職などの簡単作業
- 事務サポート
などがあります。
内容を見てみると難しく感じるかもしれませんが、ライターや内職、事務サポート、ネーミング、データ入力、文字起こしなどは素人でもできる仕事がたくさんあります。
資格は請け負う仕事によってあった方がいいものもありますが、先ほど挙げたライターや内職、ネーミング、事務サポート、文字起こし、データ入力などは資格を取る必要はありません。
ただし、事務サポートの経験がないのであれば勉強をした方が良いですし、ライターはお仕事をしながら学ぶこともできますので、必ずしも全てのお仕事に勉強が必要というわけではありません。
インターネット経由だと顔が見えないから不安
クラウドソーシングのお仕事をする上で、一番不安になるのは「相手の顔が見えない」ということです。
- 納品したお仕事に対してきちんとお金が振り込まれるのか
- 危険なことはないのか
など、顔が見えない相手だけに不安もあることでしょう。
ですが、きちんとしたクラウドソーシングサイトに登録すれば大丈夫です。
例を挙げると、クラウドワークスというサイトでは「本人確認済み」という欄があります。
ここにチェックが入っているとクラウドワークスがきちんと企業のことをチェックしているので安心と解釈できます。
また、お金の支払についても、依頼主が「お仕事お願いします」と依頼をするときに契約をしますが、先に「仮払い」という形でクラウドワークスに支払います。
一旦クラウドワークスで仮払いされたお金を預かり、納品完了したあとにお仕事を請け負った方に支払う形をとっているので未払いということはありません。
このように、きちんとしたサイトに登録すればお金やお仕事の心配はないかと思います。
クラウドソーシングって稼げる?メリット・デメリット
クラウドソーシングのお仕事内容や流れなどがわかったところで、次は皆さんも気になっている「本当に稼げるのか」をお伝えしていきましょう。
報酬はどれくらいあるのか、ひと月にどれくらい稼いでいるのか、またクラウドソーシングのメリットやデメリットについてもお伝えしていきます。
クラウドソーシングって稼げる?
まず、クラウドソーシングは稼げるのかという点ですが、お仕事をする内容によって違ってきます。
ですが、どんなお仕事でも継続しスキルアップすることで収入は大きく増えていきますので、稼げるのかと聞かれると「稼げる」と答えられるようなお仕事です。
では、それぞれのお仕事の報酬はどれくらいなのか、例を挙げていくつかお答えしていきましょう。
ライターの場合
報酬はピンからキリまでと言われるほど幅広いお仕事です。
1文字0.1円のものもあれば1文字3円を超える高単価のものもあります。
文字単価は執筆する内容によって変わることが多く、難しい内容や専門知識が必要なものほど高くなる傾向にあります。
イラストの場合
こちらも報酬は様々ですが、イラストの大きさや難易度によって変わることが多く数千円のものもあれば数万円のお仕事もあります。
また、単発でのお仕事が多く、継続してお仕事をもらえるようになるにはアイデア性や独創性など他にはないイラスト力が必要です。
動画編集の場合
最近YouTubeが流行っているため、動画編集というお仕事もあります。
YouTubeは毎日アップするという人が多いため、報酬は月単位になることが多いです。
動画の長さや多さにもよりますが、月に10~30万円くらいで契約しているところが多いようです。
動画編集ソフトを使えば素人でも編集できますし、今人気のクラウドソーシングですので競争率は高いかもしれません。
データ入力・調査の場合
データ入力はライティング(ライター記事作成)より報酬は低めです。
ライターのように記事の内容を考えながら執筆するのではなく、元あるデータをそのまま入力する簡単な作業なので単価が低めのところが多くなっています。
1文字0.1円~高くても0.5円あたりです。
データ入力の場合は月単位で契約するところもあるので、継続して収入を得られる場合もあります。
調査に関しては内容によって様々ですので一概には言えませんが、レストランの覆面調査であれば調査費用と執筆作業で5,000円~10,000円くらいが多くなっています。
もちろん、難しい調査になると万単位の収入になりますが、専門知識が必要な場合が多くなります。
だいたいどれくらい月で稼げるのか?
このように、クラウドソーシングでの報酬は外で働く一般的な形態と違うことが多いことがよくわかります。
完全歩合給のようなものですので、「頑張れば頑張るだけ入ってくる」という形ですから、やりがいもあります。
おおまかな収入を書いているお仕事もありますが、クラウドソーシングの平均的な報酬はお小遣い程度の2~3万円、もしくは10万円以内という人が多いようです。
ですが、頑張れば頑張るだけ収入につながりますので月に20~30万円稼いでいる人も多く見られます。
私も月に20万円以上が平均です。
40万円以上稼いでいる人もいます。
もちろん、最初はこれほど稼げませんでしたので、その分お仕事をする時間が長かったですが、今では平日の空いている時間しか稼働していません。
空いている時間しかできない人でも、頑張れば専業の方の半分くらいの収入は得られると思いますので、十分副業として稼げます。
クラウドソーシングで副業するデメリットってある?
私が実際にクラウドソーシングで副業していて感じるデメリットは、
- インターネット上だけのやりとりなので意思疎通が難しい時がある
- 在宅で自由な時間にできるので自分との闘いになることがある
- 仕事の責任は全て自分にかかってくる
- 話す相手がいないので孤独を感じることがある
- 個人事業主になるので確定申告しなければならない
ということくらいでしょうか。
ですが、どれもある程度自分で解消できるものなので、さほどデメリットには感じていません。
クラウドソーシングで副業するメリットは?
では、デメリットとは反対にクラウドソーシングで働くメリットは何なのでしょうか。
こちらも、私がお仕事をしていてメリットだと感じることを挙げていきたいと思います。
- 自分がやりたい仕事を選べる
- チャレンジする気持ちもできて向上していける
- 空いている時間や好きな時間にお仕事ができる
- 自宅でできるので交通費などの大きな費用がかからない
- 自宅で落ち着いて集中して仕事ができる
- お仕事をもらうのに営業する必要がない
- 自宅での仕事に飽きたらカフェなどに移動して気分転換ができる
- 仕事量を自分で調節できる
と、デメリットに比べてメリットに感じることが多いですね。
特に、「自分に合わせて」という部分が多く無理なくできるので、メリットと感じることが多いのだと思います。
クラウドソーシングはどこで始めたらいい?
ここまでの記事で「クラウドソーシング」をやってみたいと思った方も多いかと思いますので、どうすれば始められるのかをお伝えしていきます。
私がオススメしたい、信頼性があり仕事量も豊富なクラウドソーシングが2つありますので、ご紹介させていただきます。
クラウドソーシングはサイトに登録する
クラウドソーシングで国内最大級と呼ばれているサイトは2つあります。
一つは「クラウドワークス」、もう一つは「ランサーズ」です。
特に、クラウドワークスは初心者から上級者まで幅広くお仕事がありますのでオススメです。
私もクラウドワークスに登録していますので、まずはクラウドワークスの特徴をお伝えしていきます。
クラウドワークス
国内最大級のサイトで、とにかくお仕事の内容や案件の数が豊富です。
自分に合うお仕事が見つかりやすく、それぞれの仕事別で案件を見ることができるので仕事を探すのもとてもラクです。
初心者からでもできるライティングやデータ入力などに強い傾向がありますので、ライターになりたい人やデータ入力をしていきたい人にはおすすめです。
実績を挙げていけばいくほど「プロクラウド」に認定されますので、企業側からのオファーも来るようになります。
また、クラウドソーシングには珍しい「時間単価制」や「固定報酬制」も導入しており、安定した収入を得ることができます。
クラウドワークスのスタッフの対応も柔軟で、企業側、働く側の両方から高い評価を得ており、初心者から上級者まで幅広い方に人気のサイトです。
ランサーズ
ランサーズもライティング案件は多いのですが、デザイン案件も多いのでデザイナのお仕事をしたい方にも向いています。
ランサーズにもクラウドワークスのように業績を挙げていくことで「認定ランサー」を得ることができます。
また、高単価の案件も多く取り扱っていますが、一握りの方しかお仕事を取れないような案件が多いため、ランサーズで副業していくには、いかに早く認定ランサーになるかが重要となります。
その他
クラウドワークス、ランサーズの他にもたくさんのクラウドソーシングサービスはあります。
これ以外にも翻訳専門とか、イラスト、マーケティングに特化したクラウドソーシングサービスもあります。
自分に合うものを選べばいいのですが、特に初心者の場合は最初に紹介した大手の2社を使った方が、圧倒的に依頼数も多く、簡単な依頼も多いので、まずは慣れてから他のサービスを利用することをオススメします。
クラウドソーシングに必要なものは?
では、実際に登録をするにあたってクラウドソーシングに必要なものは何なのでしょうか。
それぞれのお仕事内容によって変わってきますが、基本的に必要なものをお伝えしていきます。
何を用意したらいい?
まず、必ず必要となるのがパソコンとインターネット回線です。
タブレットやスマホでできるお仕事もありますが、限られていますのでパソコンがあった方が有利です。
パソコンはなんでもいいというわけではなく、お仕事内容によって変わってきます。
動画編集をするならメモリ16GB、容量512GB以上はほしいところですが、記事を書くライターというお仕事であればここまでの要領は必要ありません。
あったらいいものってある?
これも、受注するお仕事の内容に変わってくるのですが、ライターの場合ノートや筆記具、付箋などがあると便利です。
それぞれの企業で指示内容が違いますし支払い方法なども違いますので、メモを取ったり納期を書き込んだりできます。
また、動画編集やデザイン系ならソフトが必要ですし、それぞれのお仕事によって必要なものが変わってきます。
クラウドソーシングで稼ぐコツは?
では最後に、クラウドソーシングで稼ぐコツをお伝えしておきたいと思います。
ここまでのお話しを通じて「私にもクラウドソーシングでお仕事ができるかも」と思った方が多いと思います。
ですが、クラウドソーシングでお仕事は、「続けていくことができなかった人」と「収入がどんどん上がっている人」とに分かれ天と地ほどの差ができてしまう事が多々あります。
もちろん、皆さん「収入がどんどん上がっている人」になりたいと思いますので、きちんと継続して稼いでいくコツをお伝えしておきましょう。
信頼を作ること
クラウドソーシングで稼ぐコツで大切なのは信頼を得ることです。
クラウドソーシングサイトには、依頼主とクラウドワーカーのお互いを評価する機能があります。
ここで高評価を受けているクラウドワーカーは企業から依頼が来ることも多く、自分がしたいお仕事に応募してもOKが出やすくなります。
自分がお仕事を依頼する側だとしたら、評価が高いクラウドワーカーの方がいいはずです。
何で評価される?
では、信頼されるために必要な評価ですが、どのような項目があるのでしょうか。
それぞれのサイトで違いますが、特によくあるのが
- 仕事の質が高いか
- コミュニケーション
- 対応や仕事の速さ
などが挙げられます。
これらのポイントに注意してお仕事をこなしていくと、評価も自ずと上がっていきます。
どうやって信頼を作る?
評価を挙げることが信頼につながりますが、評価を得るにはお仕事をこなしていかなければなりません。
自己紹介をしっかり書く
そこでまず大切なのが自己紹介です。
プロフィール蘭に自己紹介を書けるところがありますので、
- 何ができるのか
- 何が得意なのか
- どんなことをやりたいのか
- これまでの経歴
などをできるだけ細かく書いておきましょう。
プロフィール欄がしっかりしていると企業への印象もよくなりますし受注しやすくなります。
タスクをたくさんこなそう!
そして稼ぐためにとても重要な事は「タスクをこなす」ということです。
依頼主はクラウドワーカーの評価もみていますが、実績数も見ています。
実績が多い人の方が信頼ができますので、まずは少しずつ実績を増やしていきましょう。
クラウドソーシングには「プロジェクト形式」と「タスク形式」があるというお話しをしましたが、「タスク形式」の依頼をこなしていきます。
プロジェクト形式の方は経験者が多く、仕事内容も簡単ではありません。
プロジェクトそのままを任せるわけですから、競争率も激しいですし、初心者が受注するにはなかなか難しいものがあります。
ですので、タスクで知らない分野に挑戦したり、数をこなすことで自分の得意が増えていき評価も上がってきます。
タスクをこなしていると指名で仕事をくれる依頼主も出てきますので、ここまでくると評価も上がり信頼度も高くなっていますのでプロジェクト形式に応募してみましょう。
高単価のプロジェクトばかり応募したら稼げる?
プロジェクト形式に応募できるようになって、最も気を付けなければならないのが「いきなり高単価のお仕事に応募しない」ことです。
高単価だからと知らない分野のお仕事を受注すると辛くなり続きません。
タスクとは違いプロジェクトで違う分野に挑戦しても、専門的なことが多すぎて全くわけがわからないということも多々あります。
そのため、高単価のお仕事を受注しても途中辞退しなければならない可能性もあり評価を落としてしまうのです。
プロジェクト形式で違う分野に挑戦する時は単価が低いものから挑戦しましょう。
また、初めてプロジェクト形式に挑戦する時もいきなり高単価に応募しても専門知識が必要ですし、競争率が激しく受注できません。
テストライティングが必要なところがほとんどなので、スキルが身についていないとなかなかお仕事をもらえないのです。
また、募集報酬よりも安い報酬で応募して仕事を獲得しようとする人もいますがオススメしません。
依頼主も、支払う報酬が安くなることが嬉しいと思いがちですが、その作業に支払う報酬として納得したものを提示しています。
多少安くするのは効果的かもしれませんが、報酬を値下げするクラウドワーカーは、安くしないと仕事が取れないクラウドワーカーと思われる可能性もあります。
まずは地道ん、しっかり稼いでいくには経験が大切です。
クラウドソーシングは土台作りでどれほどのタスクをこなしたのか、経験値や知識がとても大切になってきます。
プロジェクトで採用される応募のコツ
プロジェクトでは、応募して依頼主から採用されると仕事をすることがあります。
プロジェクトによってはテストライティングに合格することなど条件がある場合ありますが、何よりも大切なのが応募文です。
応募文をしっかりすることで採用率を高めることができます。
- そのプロジェクトに、なぜ自分が相応しいのかアピールする
- 経歴だけではなく、実績物(ライティングした文章など)があれば、実績物を見せる。
- 質問や提案をする
一番やってはいけないのが定型文(自分でオリジナル)で応募すること。
経験が長い依頼主からすれば、定型文かどうか見分けがつきます。その時点で採用はされないでしょう。
きっちりと「なぜ自分がそのプロジェクトに適しているのか?」をアピールするだけで採用率がグッと上げています。(これって意外とできていない人多いです)
応募文に「ライター歴何年です」と書いている人がいたりしますが、記事ライティングの依頼主が見たいのは文章です。
依頼主が求めるものが分かるものを提示しましょう。
また提示するものがないなら、きっちりタスクをこなして実績を作ることです。
タスクをこなしていると、依頼主から指定で仕事がもらえることがありますので、そういった積み重ねをしましょう。
意外と効果的なのが質問や提案をしてみることです。
依頼主にはなかった着眼点などを提案すると、その案が採用になったります。
クラウドワーカーの中にはしっかりと依頼文を読まないで応募している人もいます。
だから質問をするだけでも、依頼文をしっかり見ている → 信頼できる ということにも繋がり採用率をあげることができます。
この3つを意識するだけで、応募の採用率が上がるので試してみてください。
まとめ
クラウドソーシングは在宅でできる仕事ですし、面接の必要もなく手軽に始められるお仕事です。
きちんと稼げるコツをつかめば継続して稼いで行けるお仕事ですし、これから在宅でできるお仕事はもっと増えてくると思います。
クラウドソーシングにもメリット・デメリット両方の面がありますが、私は5年ほどお仕事をしていてデメリットをさほど強く感じたことはありません。
やはりメリット感じる部分が大きいからだと思います。
クラウドソーシングはパソコン一つで始められますし、サイトにさえ登録すればすぐにお仕事を始めることができます。
中でもクラウドワークスやランサーズはクラウドワーカーの中では業界トップの案件数があり仕事もしやすい環境です。
お仕事を始めると最初は時間がかかるかもしれませんが、慣れてくれば時間も短縮できますし、とてもやりがいがあり、自分にしかできない仕事だと気づきます。
また収入が増えてくることで嬉しさもあり、難しい案件を依頼されても「やってみよう!」と向上心も生まれます。
長年付き合いのある企業とは、目に見えなくても強い繋がりができてくるのですが、それが在宅でできるなんて素敵なことはありません。
何かを始めるのは怖いと感じるかもしれませんが、クラウドソーシングはやって損はないお仕事です。
少し勇気を出して一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。